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なるほど!紫外線対策

SPFとPAの違いって?
賢い日焼け止めの選び方

皆さんは日焼け止めを選ぶとき、何を基準にして選んでいますか? SPF値の高いもの、つけ心地が快適なもの、価格が良心的なもの……どれも間違いではありませんが、利用シーンや肌タイプに合わせて日焼け止めを選ぶと、より効果的に日焼けを防ぐことができるんです。UVケアが甘いと、シミはもちろん、シワやたるみなどのエイジングサインがじわじわと増えていくため、この機会にぜひ、日焼け止めの賢い選び方をマスターしておきましょう。

日焼けタイプに合わせて選べば
紫外線ダメージリスクが軽減

一緒に海に行っても、赤くなってから黒くなる人、赤くなるだけですぐ元に戻る人、すぐに黒くなる人……というふうに、人によって日焼けのタイプは違いますよね。それって一体なぜなのでしょうか。

上の図は、春から夏にかけて30〜45分日光浴した後の皮ふ反応(赤くなりやすさと黒くなりやすさ)に基づいて、6つのタイプに分類したもの。メラニンが紫外線のブロックに働くため、<TYPEⅠ>がもっともダメージリスクが高く、<TYPEⅥ>が低いということになります。

日本人に多いのは、<TYPEⅡ>と<TYPEⅢ>。ある程度メラニンによる防御力があるため、欧米人に多い<TYPE I>と比べると紫外線ダメージのリスクは小さくなりますが、メラニン生成が活発なので、紫外線によるシミなどの色素沈着といったトラブルが起こりやすくなります。特に<TYPEⅢ>と<TYPE IV>の人は、皮ふを短時間で黒くさせるUV-Aのブロックにも十分気をつける必要があります。

日焼けの症状や対処法はスキンタイプによってさまざま。自分のスキンタイプを知っておけば、自分の肌に合った紫外線対策やアフターケアができるので、理想の肌トーンをキープしやすくなりますよ。

日焼け止め選びの基本のキ!「SPF」と「PA」の違いを知ろう

日焼け止めでよく見かける、「SPF」や「PA」という表示。これは何を示しているかご存じですか? 「SPF」と「PA」は、日焼け止めの紫外線防止効果を示す指標です。それぞれの違いをきちんと理解することで、利用シーンや肌の悩みに応じて、どんな日焼け止めを選ぶべきかわかるようになります。

「SPF」とは、短時間で肌に赤みや炎症を起こさせ、黒化につながりやすくなるUV-B(紫外線B波)を防ぐ効果指数のこと。1〜50+までの数値は、何も塗らない場合に比べてUV-B波による炎症をどれぐらい長い時間防止できるかを表しており、数値が大きい方がUV-B波に対するの防御効果が高いことを表しています。

「PA」とは一時的な黒化を引き起こし、長時間かけて肌の弾力を失わせるUV-A(紫外線A波)を防ぐ効果を表す目安。4段階の「+」マークで表示され、「+」の数が増えるにつれ、UV-Aに対する防御効果が高いことを表しています。

レジャー、スポーツ、お買い物……シーン別・日焼け止めの選び方

下記の図にあるように、炎天下でのレジャーと、買い物に出かける程度の外出とでは、紫外線ダメージリスクは大きく異なるため、当然、必要となる日焼け止めの強度も変わってきます。

炎天下でのレジャーやマリンスポーツなど

長時間紫外線に晒される炎天下でのレジャーやマリンスポーツなどを楽しみたいときには、SPF50+・PA++++の国内最高値のUVカット効果を持った日焼け止めがおすすめ。汗や水に強いものを選び、こまめに塗り直すこともポイントです。

屋外での軽いスポーツなど

ウォーキングなど、屋外で短時間スポーツを楽しむ場合は、SPF30・PA+++程度でも十分紫外線から肌を守ることができます。

また、紫外線は年間を通して降り注いでいるもの。日差しが強くない時季であってもゼロになることはなく、冬でも夏の半分程度と言われています。特にUV-Aは、朝から夕方の遅い時間まで降り注いでいるため、屋外で過ごす日には、冬場であってもPA値の高い日焼け止めを選ぶのがおすすめです。

世界保健機関(WHO)が定めたUVケアにおける世界共通の指標「UVインデックス」によると、東京では4月から紫外線が非常に強くなり、一年のうちのほとんどが、戸外で過ごすには注意が必要とされています。また近年では、緑地のアスファルト化によって空気が乾燥し、大気中の水蒸気の量が減少。空気の透過率が上がるため、紫外線量が増える傾向にあるようです。

このように、紫外線対策は世界共通の課題。年間を通して日焼け止めを使うことは、肌の未来を守るためにはやはり必要です。利用シーンや日焼けタイプ、日焼け止めの特性をよく知り、上手に使い分けることができれば、毎日のUVケアが、もっともっと快適になりますよ。

Photo /Getty Images

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