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汗をかいたら
こまめに塗り直し!
日焼け止めの正しい使い方

汗をかいたらこまめに塗り直し!日焼け止めの正しい使い方

「日焼け止めを塗ったのに、焼けてしまった?」「きちんと塗ってもムラ焼けしちゃう」。そうした日焼け止めの失敗、じつは正しい塗り方と適量を知ることで解決できるって、ご存じでしたか? そう、日焼け止めには、その効果を最大限に発揮させる塗り方と量があるのです!

今回は、意外と知らない日焼け止めの正しく効果的な使い方と塗り残しがちなポイントをご紹介します。

1日焼け止めの正しい塗り方

ちゃんと塗ったのに、気づいたら腕や脚に日焼けの跡がクッキリ……なんて経験、ありませんか? でもそんな失敗はもう終わり。自慢の美肌で夏を満喫できるよう、正しく効果的な塗り方をチェック!

もう失敗しない! うっかり焼けとサヨナラする6つのPOINT

POINT1:よく振ってから使う
POINT2:顔は1円硬貨大1個分(※ミルクの場合、ジェルの場合はパール粒1個分)をとり、5カ所 (両ほお・額・鼻・あご)に置いてからのばす
POINT3:指全体を使って、大きく手を動かしながら塗る
POINT4:全体を均一に塗った後、もう一度同量を重ねづけする
POINT5:首は10円硬貨大をとり、数カ所にのせ、軽く広げてなじませてから、下から上に向かってなじませる
POINT6:腕や脚は容器から直接、肌へ線状に出して、大きく円を描くように優しく塗る

2顔・首への使い方

容器をよく振ってから、1円硬貨大1個分(※ミルクの場合、ジェルの場合はパール粒1個分)の日焼け止めを手のひらにとり、顔の5カ所 (両ほお・額・鼻・あご)に置きます。

容器をよく振ってから、1円硬貨大1個分(※ミルクの場合、ジェルの場合はパール粒1個分)の日焼け止めを手のひらにとり、顔の5カ所 (両ほお・額・鼻・あご)に置きます。

すみずみまでていねいにのばしてなじませます。

すみずみまでていねいにのばしてなじませます。塗るときは指全体を使って、大きく手を動かしながらのばします。その後、もう一度同量をとり、重ねづけします。

首は、10円硬貨大を手にとり、数カ所にのせ、軽く広げてなじませてから下から上に向かってなじませます。

首は、10円硬貨大を手にとり、数カ所にのせ、軽く広げてなじませてから下から上に向かってなじませます。

3体への塗り方

腕や脚は、日焼け止めの容器から直接、肌へ線状にたっぷりと出します。

腕や脚は、日焼け止めの容器から直接、肌へ線状にたっぷりと出します。そして、手のひら全体を肌にフィットさせて、大きく円を描くように優しく広げながらムラなくなじませます。特に、肩から胸にかけては焼けやすいのでていねいに塗りましょう。また、気をつけたいのは、塗りムラができてしまうこと。日焼け止めの層が薄い部分は日焼けしやすくなるため、少量ずつつけ足すのではなく、線状にたっぷりとまんべんなく広げるように塗りましょう。

4日焼け止めを
塗り残しがちなのはココ!

顔まわりで日焼け止めを塗り残しがちなのは、髪の生え際、耳、小鼻のわき、眉間、まぶた、フェイスライン、首の後ろ。そして意外な盲点が唇です。

顔まわりで日焼け止めを塗り残しがちなのは、髪の生え際、耳、小鼻のわき、眉間、まぶた、フェイスライン、首の後ろ。そして意外な盲点が唇です。

【唇の皮膚構造】
・メラニン色素や皮脂分泌が少ない
・汗腺がない
・角質層が薄い

唇の皮膚は他に比べて薄いため、外部からの刺激に弱い部位。乾燥や荒れなどが起こりやすいうえ、メラニンをつくるメラノサイト細胞が極めて少なく、紫外線に対してとても無防備。肌と同じように、唇も紫外線や乾燥から守ってあげることが大切です。

ボディで日焼け止めを塗り残しがちなのは、手や足の甲、ひざ・ひざの裏、体の側面です。

ボディで日焼け止めを塗り残しがちなのは、手や足の甲、ひざ・ひざの裏、体の側面です。

特に足の甲は塗り忘れがち。素足にサンダルの日焼け跡がついてしまわないよう、気をつけましょう!

5日焼け止めの
効果をキープさせるコツ

「日焼け止めの塗り方も分量も正しく守ったら完璧!」と言いたいところですが、塗り直しまできちんとできなければパーフェクトとは言えません。

●汗をかいたり、タオルで拭いたり、長時間泳いだりした後などは、必要に応じて塗り直しましょう。

●効果を持続させるためにも、2~3時間おきにつけ直すことをおすすめします。

6正しく塗れてる?
日焼け止めのNGな塗り方とは

どんなにUVカット効果の高い日焼け止めを使っていても、使い方が間違っていれば意味がありません。「NGな塗り方」もチェックして、変なクセは今のうちに修正を。

●顔・首
ベタつきや化粧崩れを気にして薄めに塗る人は意外と多いもの。しかし、太陽に近いほおや鼻、地面からの照り返しを受けやすい首やあご裏などは、日焼けしやすい要注意ゾーン。きちんと日焼け止めでガードできていないと、シワやシミができやすい部分でもあるので、やはり日焼け止めでしっかり防御を。

顔は全体に均一に塗った後に、ほおや鼻など焼けやすい部分のみ重ねづけして紫外線防御効果をアップ。脂浮きや崩れが気になるなら、紫外線防御効果の高いパウダーなどを重ねるとサラサラ感も化粧もちもキープできます。

●ボディ
腕や脚、背中など、広範囲なエリアに塗るときは、肌に直接のせてから手で大きく円を描くようにムラなくなじませるのがコツ。手のひらに出してから塗ると、均一になりにくくムラ焼けの原因に。

7日焼け止めを塗る
ベストタイミングは?

日焼け止めはきちんと塗っていれば、塗った直後から効果を発揮するものなので、出かける直前でもOK。日焼け止めを正しく塗ること、そして日焼け止めを持ち歩き、2〜3時間おきに塗り直しして高い効果をキープし続けることが大切です。

8メイクしているときの
日焼け止めの塗り方

ボディとは違って、顔はメイクをしているため塗り直しが難しいもの。ミルクやクリームをそのまま重ねるとファンデーションが崩れてしまうため、まずはティッシュなどで肌表面の余分な脂を取り除きましょう。次に、スプレータイプの日焼け止めを手のひらに出します。最後に、塗り直したい部分に少量ずつ置いて、指全体を使ってなじませましょう。メイクがよれないようにご注意ください。

この夏は、正しい塗り方と量を守り、塗り直しを徹底! それができれば、今はもちろん、未来も美肌でいられるはずですよ。