日傘をさしていても紫外線ケアは
不十分だって知ってた?
紫外線の盲点を探ってみました

日傘をさしていても紫外線ケアは不十分だって知ってた?紫外線の盲点を探ってみましたメイン画像

「日やけ止めを塗りたくないから」「日にやけたくないから」という理由で、夏場は紫外線に極力当たらないように、日陰を探して歩いている人も多いのでは?でも、それだけでは、紫外線の攻撃を完璧に防いでいることにはならないのです。なぜなら紫外線は日陰にいても容赦なく迫ってくるから!

紫外線は目に見えないもの。だからこそ、必要なのは正しい知識を身につけること。「紫外線はどうやって私たちの肌に迫ってくるの?」「完璧に防御するにはどうしたらいい?」など、知っているようで知らない紫外線ダメージの真相を解説します。

360度どこからでもやってくる
“散乱光”に要注意!

「日差しに当たらないようにしていたのに、どうしてやけちゃったんだろう?」と疑問に感じたことはありませんか?でもこれは、地表に届く3つの光のうちの“直射光”を避けているだけに過ぎません。反射光や散乱光といった、その他の光は防御しきれていないので、当然といえば当然の現象なのです。

太陽から降り注ぐ光には、直接浴びる「直射光」と、地面から反射される「反射光」、そして空気中に散乱している「散乱光」の3つがあります。

ヒトが浴びる紫外線の約80%は散乱光。散乱光は空気中に無数にある粒子とぶつかり合って乱反射し、太陽とは関係のないあらゆる方向から回り込んで、四方八方に光を跳ね返します。つまり、光に背を向けていようが、日傘をさしていようが、紫外線を完璧に避けるのは難しいのです。

反射して跳ね返った光が散乱光に!
日やけ止めなしでは守りきれない

太陽から地面などに反射して届くのが「反射光」。紫外線は跳ね返す地表面の色が薄いほど反射しやすく、濃いほど吸収されて反射しにくくなる性質があります。そのため、地表面の種類によって反射率が大きく異なります。

●反射光率はこんなに違う
・新雪     :80%
・砂浜     :10〜25%
・アスファルト :10%
・水面     :10〜20%
・草地・土   :10%以下

出典:気象庁HP「紫外線に関する基礎知識」

 

雪面は太陽から降り注ぐ紫外線の約80〜90%を反射するため、天候の善し悪しに関わらず紫外線の影響を受けやすくなります。一方、草地や土は、すきまがあるため光をダイレクトに跳ね返しにくく反射率は低めです。

こうした地表面で反射された紫外線の一部は、上空へ向かい、大気中の粒子とぶつかり散乱されて、再び私たちの肌にダメージを及ぼします。これは知らなかった人も多いのではないでしょうか。

回り込んでくる紫外線ケア、
どうしたらいい?

つまり、私たちの浴びている光のほとんどが散乱光!この回り込んでくる紫外線にも対応するには、日傘をさしたり、日陰を探して歩くだけでは不十分だということは、もうおわかりですね。

日やけ止めをムラなくきちんと塗り、そのうえで日傘や帽子などで直射光を避けるというWの防御で、はじめて効果的に紫外線を防ぐことができるのです。

紫外線がどんなふうに私たちの肌に迫って来て、どんなふうに影響を及ぼしているのか。知っているのといないのとでは、日々の紫外線対策の成果が大きく変わってくるはず。日やけ止めによる“散乱光”対策を徹底して、秋まで輝く白肌を守りましょう!

取材協力)
資生堂 グローバルイノベーションセンター コスメ情報開発グループ
國澤直美

photo/Getty Images

 

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